精進料理は、禅寺で修行する僧侶だけのものではありません。
誰もが毎日実践できる、身近な存在なのです。

しかし観光地や有名寺院で口にする精進料理は見栄え優先のもてなし客膳が多く、初心者が自分で作るには敷居が高いのではないかと思います。だからといってごく普通の生活を送る方にとっては、それ以外の場で精進料理の見本に触れる場はほとんどないのもまた事実でしょう。

そこで当サイトでは、修行僧がふだん食べている普段着の精進料理と、それを現代風にアレンジした精進料理を中心に、ときおりもてなし客膳精進料理も取り混ぜて、誰でも自宅で作りやすいレシピを紹介しています。

一度だけ作っておしまいではなく、継続して作り、日常の中に取り入れ、禅の教えを実践して欲しいという主宰者の思いがあります。
はじめからあまり肩肘を張ってはまた敷居が高くなってしまいます。まずは気が向いたとき、時間があるときに、自分にできそうな一品を選んで作り、精進料理を楽しめばそれで良いと思います。

やがて、食べるだけでなく、作ることを楽しめるようになってきたらしめたものです。さらに深く精進料理の世界を味わうことができるようになるでしょう。

※一般の方でも興味を持てるよう、時にオシャレにアレンジすることもありますが、虚飾がいきすぎれば精進料理ではなくなってしまいます。もし当サイトのレシピをみてキレイだなと感じたとしたらそれはうわべだけの装飾ではなく、料理が持つ本質的な美しさです。

※作りやすいようにレシピを旬ごとに分けていますが、たとえばカブは今では四季を通じて出回っており、春には春の、夏には夏のカブのおいしさがあります。一応冬の項に入れてありますが、旬の区分はあくまでも目安として下さい。

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