
豊かな時代となり飢えの心配が減った反面、食糧自給率問題、食品廃棄問題、食品偽装問題、農薬汚染問題、食品の安全問題、家庭環境の変化による食文化の継承断絶と個人化の問題等々、現在のわが国は食をめぐる多くの重要な問題を抱えています。
大本山永平寺の台所には、道元禅師が開創して以来、八百年近く受け継いできた数々の食に対する教えが生きています。和食が世界遺産となった今、こうした食問題を先延ばしにせず真剣に解決すべき時ではないでしょうか。そのためにわが国の伝統食文化、特にお寺の精進料理から学ぶことが欠かせません。
ぜひ当サイトで本物の「お寺の食育」に触れていただきたいと思います。