はじめに~当ブログについて~

精進料理では、やみくもに美食を求める姿勢を煩悩として否定します。
しかし実際に当ブログではおいしそうな料理レシピを紹介していますので、記事を単発でご覧になった場合、「こういう料理は仏の教えにそむいているのではないか」、「精進料理といえないのではないか」と不思議に思われる方もおられるかもしれません。

実際、「精進料理」と銘打っていても、健康によいイメージを利用しただけの、ただ世俗的な美食を追及するだけのサイトもたくさん見かけます。
当ブログはそうした単においしい料理を紹介するだけのグルメブログではありませんが、毎回精進料理の教えばかりをを書くわけにもいきませんから、中には誤解なさる方もおられるでしょう。

そこで、まずはこの「はじめに」をお読み下さってから、ブログ本編にお進み下さるようにご案内申し上げます。
一般向けの坐禅会

例えばはじめて坐禅を体験する一般の方に、いきなり修行僧と同じ長時間の本格的な坐禅を強いたらどうでしょうか。おそらくあまりのきつさに坐禅が嫌いになり、以後敬遠してしまう人がほとんどでしょう。

坐禅の素晴らしさを伝えるためには、はじめのうちは細かな作法にはある程度目をつぶり、まずはほどよい短時間の坐禅を体験してもらうことがよいと私は考えます。さらに興味を持った人に対しては、レベルに応じて本格的な坐禅を奨めれば良いのです。

初心者に楽器を教えるとき、いきなり技術的なことを言ったら嫌がられます。まずは何でも良いから簡単な曲を一曲演奏できるようにするのが長続きのコツです。

精進料理も同じです。
毎回仏教の難しいことばかりブログに書いていたら、よほど志ある方にしか読んでもらえません。
まずはおいしそうで、健康にもよく、家庭ですぐにでも作ってみたくなるような精進料理を紹介して、精進料理の素晴らしさを多くの人に感じて欲しいのです。
もちろん、興味を惹きつけるためとはいえ、まやかしや嘘の料理は載せません。仏教の基本は外さず、さらに深く知りたい方のために時には難しい話も織り交ぜてブログを更新していきます。

ですから一見単なるグルメブログに見えても、それは精進料理を広く伝えるための一方便であるとご理解いただきたいのです。華やかな料理レシピの土台に、必ず仏教や禅の教えが息づいているのです。

金色に輝く稲穂

なお、対象者の習熟度に関わらずあくまでも本物を伝えるべきだという考えもありますが、そうした布教はすでにご本山や立場ある高名な老師がなさっております。
仏教についてある程度理解している方は、どうぞ私の拙いブログなどご覧にならず、そうした専門家の門を叩き、さらに深く仏教を学んでいただければ良いのです。
世の中の僧侶がみな同じ方法論で布教する必要はありません。特にせっかくのインターネットですから、私は自由に、臨機応変に、幅広い対象に広く発信していこうと思っています。

お時間がある方は、さらにもう少しこちらをお読み下されば幸いです。

無断転載を固く禁じます

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