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揚げ生麩のおろしあえ_平成29年秋彼岸のお供え膳

揚げ生麩のおろしあえ

揚げ生麩のおろしあえ

秋のお彼岸も今日で最終日です。来年の春彼岸まで半年も間があきます。諸事情でお彼岸中とくになにもできなかった方、当ブログで紹介した料理の中の一品だけでもいいのです、自らつくってお供えし、感謝の合掌を捧げてみませんか。

さて、お膳組の献立は、なるべく調理法が重ならないように(煮物や炒めもの、つけものが複数皿になったりしないように)考えるのが原則です。しかし今回はあえて同じ揚げものを用意してみました。これは一般家庭では油を用意するのがとても大変なため、できれば別の日では無く同じ日に複数の揚げものを作りたいと思うのが人情だからです。揚げ油は一度使うと、あまりあいだをあけると劣化してしまうためできれば早めに使いたいこともあり、揚げものの中でも食味や味付けが違うのであれば重複しても良い場合もある、という提案も含めて、昨日の揚げものに引き続いての紹介です。昨日のあんかけと違い、大根おろしとあえることで揚げものとはいえサッパリした軽い食味となっています。

以上の点を承知した上で、実際のお膳では揚げものがかぶらないようにうまく調整してみてください。

今回使うのは「生麩」です。精進料理ではかなりのごちそう素材で、修行僧の日常食ではあまり使わず、来客や特別なお供えなどで用います。1本300~500円くらいで、色や風味などは数種類あります。精進料理の幅を広げるためには是非使いこなしたい食材の一つです。

通常は冷凍した状態で市販されており、必要に応じて解凍してつかいます。ただし完全に解凍してしまうとブニョブニョになってしまい切りにくく、張り付いたりするため、お湯に全体をつけて、少し柔らかくなる程度に溶かして使います。

揚げ生麩のおろしあえ

1 生麩1本220gの半分を使います。まず半分だけ切りわけ、食べやすい大きさに切ります。切る際、芯が半分ほど残っているくらいの硬さがベストです。半分に切り、それを切り分けてサイコロ型にします。(2人分の量のため、全部使ってしまってもかまいません。その場合、おろしなどの量も倍に増やしてください)

揚げ生麩のおろしあえ

揚げ生麩のおろしあえ

揚げ生麩のおろしあえ

2 大根100gをすりおろし、塩少々を加えてよく混ぜます。

揚げ生麩のおろしあえ

3 1の生麩を170℃の油で素揚げします。生麩が浮いてきたら転がすようにして天地を返し、全体がきつね色になる程度で網に上げます。

揚げ生麩のおろしあえ

揚げ生麩のおろしあえ

この揚げたてのモチモチ感がたまりません。このまま塩をかけて食べてもとても美味しいです。揚げたてはぷっくらしていますが、さめるとしぼんで縮んでしまいます。

揚げ生麩のおろしあえ

4 揚げた生麩がある程度冷めたら、おろしとあえます。

揚げ生麩のおろしあえ

この時期の大根はみずみずしく、辛味が強いのでおろしにむいています。揚げものの濃い印象をおろしが中和し、さっぱりした仕上がりとなり、また消化も助けてくれます。

揚げ生麩のおろしあえ

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