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平成29年8月盆の精進料理お供え膳_涼やか豆乳滝川豆腐

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

豆乳滝川豆腐_精進料理

豆乳滝川豆腐_精進料理

まもなくお盆の時期を迎えます。

8月に入り、すでにお盆関連の行事が始まっている地域も多いことでしょう。7月盆の時期には、初心者向けのお供え膳作法を特集しましたが、この8月は少し手の込んだ精進料理お供え膳を紹介していきます。

一品目は「豆乳滝川豆腐」です。

滝川豆腐はその名の通り滝や川のような水の流れを模した涼やかな料理で、和食では暑い夏によく作られます。ここのところ気温40度を超す猛暑が続いていますから、こうした涼しい料理はぴったりでしょう。

豆腐を裏ごしして作る方法と、豆乳を使う方法がありますが今回は柔らかな食感が楽しめて手軽に作ることができる豆乳版を紹介します。

1 豆乳2カップ(400ml)を鍋に入れ、水60mlを加えます。

水を加えるのは豆乳原液そのままだと吹きこぼれやすいことと、暑い夏なので味を少しあっさりさせるためなので、濃い味が好きな方は水をやめてその分豆乳を増やしてもかまいません。鍋は深さが充分にある、大きめのものを使います。

なおⅠ人分で100ml相当ですのでこの量は5人分ほどです。ただあまり少ない量は粉寒天の計量がうまくいかないので作りにくいため、3~5人分をお薦めします。

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

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2 酒大さじ2、みりん大さじ1、塩少々を加えます。これで水分量がおよそ500mlほどになっています。

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3 粉寒天を加えます。量は粉寒天によって多少変わるため、パッケージに書いてある標準量を参考にします。今回は4gを加えました。水分量が500mlなので、3~5gとなるでしょう。粉寒天を多くしすぎるとボトッとした堅めの仕上がりになってしまいます。逆に少なすぎると、うまく固まらずに押す時に崩れてしまうこともあります。崩れず、なおかつ柔らかいちょうど良い仕上がりになるようにほどよく加えることが大切です。

棒寒天などでもかまいませんが、寒天の分量が仕上がりの要所となるため、慣れない方は分量を明確に調整しやすい粉寒天がお薦めです。もし粉寒天1袋が5g入りで、水分600ml指定だったら豆乳と酒みりんを600mlになるように調整しても良いのです。

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

4 粉寒天がよく溶けるようにしっかり混ぜます。泡が出ますがあまり気にせず、しっかり溶かします。なお粉寒天の製品によっては、加熱してから粉寒天を加える仕様のものもありますので指示に従って下さい。

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

5 中火で加熱します。この時もずっとかき混ぜ続けます。

沸騰するとき、写真のように豆乳がブワーっとふくれあがって吹きこぼれそうになります。眼を離さず注意し、吹きこぼれそうになったら鍋をちょっと浮かしたり、火加減を弱めたりしてこぼれないようにします。あまり容量がぴったりな鍋だと難しいので、大きめの鍋を使いましょう。

この状態になってから弱火に落とし、混ぜながら2~3分ほど加熱し、火を止めます。

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

6 流し缶に豆乳を注ぎます。タッパやトレーなどでもかまいません。

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

この時期、自然に冷めるのを待つとなかなか温度が下がりません。できれば流し缶を氷水に浸けて一気に冷やすと良いでしょう。あら熱がとれたら冷蔵庫で冷やし、完全に固まるまで待ちます。

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

7 ところてん突き器を用意します。筒状になっており、出口に細かい網目があって、棒で押し出すと細長くなる日本伝統の道具です。プラスチック製なら数百円なので料理好きなら一つ持っていると良いと思います。

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

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完全に固まった豆乳寒天を流し缶から取り出します。はじの、缶と豆乳が接している直線部分を缶を外側に広げるような感じで押すと隙間ができますので、それを四方向ともやってからひっくり返すと簡単にポロッと外れます。

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

突き器の幅に合うように切ります。

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

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突き器にセットし、棒で押し出します。このとき、豆乳寒天の上部には泡がそのまま固まっていて見栄えが悪いので、泡のある側を盛り付ける際にうつわの下側になるように考えて突き器にセットします。流し缶の金属に触れていた下側(ひっくり返してまな板に出したときに上になっている側)は、つるっとしたなめらかできれいな仕上がりになっています。

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

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こんな感じで出てきます。いかそうめんのような仕上がりです。

写真では解説のためにまな板の上に出しましたが、実際は直接うつわの上に押しだし、滝川の流れが表現できるように指で形を調えながらくねらせます。あまり無理に動かすと崩れてしまうのでセンスが必要です。この造形が仕上がりに大きく影響しますので、上手にくねらせてみてください!

豆乳滝川豆腐_精進料理レシピ

バラバラにしていかそうめんやお刺身のように盛り付けてもよいでしょう。

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8 みょうが2本を輪切りに、大葉3枚を細切りにしてそれぞれ水に浸してアクを抜き、水気をきって添えます。しょうゆやポン酢をかけていただきます。お好みで、ワサビ・生姜・味噌などもよく合います。早めに作って冷蔵庫で冷やしておくと良いでしょう。

意外と簡単にできて見栄えも良い、涼やかな精進料理、暑い夏にご先祖様もきっと喜ぶと思います。もちろん生きている私たちも美味しくいただくことができますよ!

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