インドに想いを馳せるエスニック精進料理_豆乳ライタ

エスニック精進料理_豆乳ライタ

仏教発祥の地といえばインドです。

しかし長い歴史の中で、現在のインドでは仏教は少数派となってしまい、ヒンズー教が8割、イスラム教が1割強、キリスト教、シーク教が各1%程度で、仏教徒はわずか1%以下と言われています。
どうしてそうなったかを書くと長くなるのでまた別の機会にしますが、仏教がすたれたとはいえインドでは宗教を軽視しているわけではなく、むしろ多くの民衆がとても熱心な信者として自らが信じる宗教を大切にしています。

インドというとカレーのイメージがありますが、そうした信心深いインドでは宗教上の理由から菜食主義をつらぬく人が多く、ベジタリアン大国となっています。
インドのベジタリアン食は日本の精進料理とはかなりタイプが異なるのですが、参考になる料理法が多く、今回はインドでよく食されており、インドレストランにいくとサラダの欄に必ず載っている「ライタ」を和風にアレンジした精進料理を紹介します。

「ライタ」というのはあまり聞き慣れないでしょうが、果物や野菜をヨーグルトであえたサラダ風の料理のことで、辛いインド料理にはよく合うのです。
地域や家庭によって、何を具にしてあえるか、またどんなスパイスを加えて味を調えるかは様々です。
曹洞宗の厳格な精進料理ではヨーグルトも動物性食材として使いませんが、最近は「豆乳ヨーグルト」という大豆で作った植物性のヨーグルトが普通のスーパーで売っているのでそれを利用しました。

メインの具は、先月の朝日新聞連載でも紹介した、唐揚げのような食感が魅力の「自家製高野豆腐の天麩羅」です。
木綿豆腐を冷凍させることで、生のままとはまったく違うお肉の様な食感が生まれます。
ライタとしてあえなくても、そのまま唐揚げもどきとして食べてもとてもおいしくいただけます。ぜひお試し下さい。

仏教発祥の地、インドの風土を感じさせる異国風のエスニック精進料理は暑い夏にピッタリだと思います。

○インドに想いを馳せるエスニック精進料理_豆乳ライタ
1 木綿豆腐200gを1/6ほどの角切りにし、ラップで包んで一晩以上冷凍庫に入れてよく凍らせる。
冷凍豆腐の唐揚げ

2 電子レンジ1000wで4分ほど通常加熱し、解凍する。(かなり時間がかかるが自然解凍でも可)
冷凍豆腐の唐揚
※写真でわかるとおり、凍らせたことで豆腐の表面が高野豆腐のようなスポンジ状になっています。
これがお肉の食感に似るポイントで、繊維が変質するのです。

3 アボガド1個を乱切りにする。
4 バナナ1本を輪切りにする。
5 カボチャ50gを細いくし形に切る。
6 ミックスハーブ(ベビーリーフ、ハーブ類の新芽を各種取り混ぜたもの)を洗う。
7 5のカボチャを170度の油で素揚げする。
8 片栗粉大さじ1,小麦粉大さじ3、水大さじ4、塩こしょう少々をボールで軽く混ぜ、2の豆腐をからめて170度の油で揚げる。
冷凍豆腐の唐揚

冷凍豆腐の唐揚

冷凍豆腐の唐揚
※このまま唐揚げもどきとして食べる場合はころもに少し塩と胡椒をを増やすと良いでしょう。ソースやケチャップをかけて食べれば安くて低カロリーなヘルシー唐揚になります。豆腐が余った時に小分けして冷凍しておけば節約にもなります。

9 ボウルに豆乳ヨーグルト150gを入れ、砂糖少々、しょうゆ小さじ1、カルダモンパウダー少々、塩少々を加えてよく混ぜ、3,4、6,8、9をあえる。好みで砂糖は入れなくてもよい。
豆乳ヨーグルト
植物性素材の豆乳ヨーグルト。大豆を乳酸菌で発酵させており、精進料理にも最適。味は普通のヨーグルトより酸味がまろやかで、味は濃厚、大豆の風味が効いています。普通のヨーグルトより少し柔らかめです。お供えをせず、精進料理にこだわらないのであれば普通のヨーグルトでも良いでしょう。
風味付けに加えるカルダモンがインド風のエスニック感を出すポイントですが、なければ無理に加えなくてもよいでしょう。

エスニック精進料理_豆乳ライタ
具をあえればできあがり。唐揚もどきのサクサク感を失わないように、食べる直前にあえるとよいでしょう。

エスニック精進料理_豆乳ライタ

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