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「きちんと食べてますか」 やわらかな精進料理があなたの心身を癒します

上毛新聞社協力会講演の御報告

上毛新聞社協力会講演の御報告

わが群馬県には「上毛新聞(じょうもうしんぶん)」と呼ばれる地方紙があります。地元紙ならではの地域に密着したニュースが好評で、県内では大手の全国紙を抑え、県民の4割が購読しているといわれています。

日航墜落事故を題材にした有名な小説「クライマーズハイ」の舞台となっているのがこの上毛新聞社だといわれています。俳優の佐藤浩市さんの主演によりNHKでドラマ化され、のちに映画にもなったのでご存じの方も多いでしょう。

去る7月10日、この上毛新聞を支援するための協力会に招かれ、食育に関する講演を行ってまいりました。

上毛新聞社講演1

↓下の二枚目の写真で私が首からかけている絡子(らくす・略式のお袈裟)
は、5月の結制法要の際、永平寺の修行仲間がお祝いとして
贈ってくれたものです。さっそく使わせていただきました。
講演の場にぴったりのセンス、ありがとうございました。上毛新聞社講演2

約100人の聴衆の中には、上毛新聞社の社長さんをはじめとする役員各位、および県内大企業の要職にある方々など・・・。
こんな大舞台でお話しをさせていただくというありがたいご縁に深く感謝すると同時に、正直いって緊張といいますか・・まあひらたくいえば「びびる」場面です。

しかし、道元禅師は『典座教訓』で「たとえ上等な食材を調理するときでも、または粗末な食材しかないときでも、差をつけることなく、いつも精一杯の態度で調理するのです(意訳)」と説いております。
もちろんこれは料理をするときの態度を示したものですので、それを安易に他の行為にあてはめて一般化することはできませんが、私自身の思いとしては、たとえ今回のような大舞台でも、あるいは近所のなじみのお檀家さんにお話しをさせていただくときも、かわらない姿勢で精一杯取り組んでいるつもりです。
そもそも、大舞台でも数人の聴衆でも、社会的な地位がある方が相手のときでもそうでない場合でも、どちらが上とか下とかいう区別をすること自体が間違えています。真実の仏法を伝えるとき、そうした世俗の条件は無意味です。
そもそも、そんな偉そうなことを言っていられる立場ではないのです。わたしのような至らぬ者の話を聞いてくださるだけでもうありがたいことこの上ないのですから。

今回の講演は、聴衆の皆様のレベルが高いと言いますか、要するに「聞き上手」だったために、なんとか恥ずかしくない内容の話をすることができたと思います。みなさまありがとうございました。

講演後の料理

講演後に懇親会の席が設けられたのですが、料理長のいきなはからいで事前に私と精進料理レシピを打ち合わせ、特別メニューとして一品精進料理を出していただきました。
メイン料理はフランス料理ビュッフェスタイルだったため、フレンチに合う料理で、しかも私自身がその場でチェックしなくても事前打ち合わせだけでなんとかなる料理、しかも旬の地元食材で・・・と悩んだ結果、これにしました。

さすがプロ、こちらの提案したレシピを忠実に再現した上で、さらにフレンチ風のテイストを加えていただき、非常に美味しくて参加者にも好評でした。

精進料理の講演を聴いた後は、どうしても「じゃあその味を食べてみたい」と思うものです。ところが講演後に私が自分で料理を作って出すというのは段取り的にはなかなか難しいのですが、今回のコラボ企画はなかなかイカしたはからいだなあと思いました。

このナスの料理の具体的なレシピはまた折を見てご紹介したいと思います。



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